「読んだら忘れない読書術」 著者 : 樺沢 紫苑
を読みました。
とても有益なことが書かれていて、結果、買ってよかったと思ってます。
できることならば、10年前の僕に読ませたいくらいよかった。
本を読んで『気づいたこと』をシェアします。
僕は3週間前にブログを始めました。
ブログを始める前の読書数は年間で 0 でしたが、先週は8冊読みました。
読む速度が遅いので時間がかかります。1冊読むのに大体5時間かかってます。
8冊読んだ本の内容をわかりやすく説明してみろ、と言われたら正直ビミョウです。
「本の内容を覚えていないこと」は本の値段以上に、「本を読んでいた時間」が無駄だと気づきました。
もう「読んだつもりにはなりたくない!」という気持ちでこの本を手に取りました。
記憶に残すには「インプット」と「アウトプット」のバランスが大切だった
本を読んで「1週間に3回アウトプットする」と記憶に残る。
『読んだら忘れない読書術』より抜粋 著者 : 樺沢 紫苑
これが脳科学に裏付けられた記憶の法則です。
本を読んでインプットしただけでは記憶に定着しにくいそうです。
1週間に3回、本で得た知識をアウトプットすることで記憶に定着しやすくなります。
では、具体的に1週間にどうやって3回もアウトプットするかというと
- 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
- 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
- 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする。
- Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。
これら4つのアウトプットのうち、1週間以内に3つ行えば、やらないときと比べて圧倒的に記憶に残るようです。
ということで、自分なりにアレンジしながら、さっそく実践しました。- 重要だと思ったページに付箋をつけ、マーカーでラインを引く。
- 本の感想や気づき、名言をTwitterでシェアする。
- ブログで、本を読んだ感想を書く。
本を読み終えたのは昨日(2022/4/5)なので、効果があったかどうか、まったく目に見えて実感ありませんが、これが習慣となるように継続します。
もしかすると5年後の僕が、この本を「人生を変えることができた一冊」としているかもしれませんね。
音読しながら読むとさらに脳が活性化する
この本では読書が知能や脳に与える影響について研究されたデータの要約を箇条書きで紹介しています。
その中で、東北大学川島隆太教授の研究が紹介されていました。
文章を読んでいるときに、脳のさまざまな場所が、活性化する。また、音読をするとさらにこれらは活性化する。
川島隆太
視覚だけでなく、聴覚を使って脳を活性化させるということなのでしょうか。
英語を勉強するときは、英文を音読した方が、記憶に残りやすいのと同じことかもしれませんね。
日本語で書かれた文も音読した方が、記憶に残りやすいということで、さっそく実践し、この本を読み切りました。
実践して継続しないことには、効果がわかりませんからね。
「芋づる方式」で記憶に定着しやすい
人間の脳は、物事を芋づる方式に記憶するそうです。
例えば、1ヶ月の間に、全く異なるジャンルの本を5冊読む場合と、同じジャンルの本を5冊立て続けに読んだ場合、どちらが記憶に残るでしょうか?
『読んだら忘れない読書術』より抜粋 著者 : 樺沢 紫苑
「固め読み」した方が圧倒的に記憶に残りやすくなります。
「固め読み」すると、同じジャンルの本の間で、相互に関係性が生まれるので、意識しなくてもそれらの本を比較・対照しながら読むことができるようです。
僕が先週読んだ本のジャンルは、「建物の間取り」に関する本が3冊、「住宅ローン」に関する本が4冊でした。
どれも「入門書」ばかり。
入門書だけでなく、「入門書」→「中級書」→「応用書」と段階を追って、10冊くらいは立て続けに同じジャンルの本を読んだようが記憶に残りそうですね。
これが僕のこれからの課題です。
他にも、たくさん「気づき」がありました。
他にも、たくさん「気づき」がありましたが、紹介しきれません。
精神科医でもある著者が、科学的な見地から
・「読む時間によっても、記憶への定着の仕方が変化する」
・「脳内物質が記憶力に影響する」
・「読書することでストレスや不安を軽減してくれる」
・「本を選ぶ時の選択術」
・「自分にとって必要な本を分類して、整理する方法」
などについても難しい専門用語を使わずに、分かりやすく解説してくれています。
とてもユーモアがあり、たとえ話がおもしろいので、スルスルと読み進めることができますよ。
①本を読んだら「1週間に3回アウトプットする」
②声を出せる場所であれば、音読しながら読む
③同じジャンルの本は立て続けにまとめて読む
以上が僕がこの本を読んだ感想でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございますm(_ _)m

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